肩こり・腰痛の落とし穴



すぐに良くなる、腰痛、肩こりとそうでない肩こり、腰痛には違いがあります。ここでは、その症状を大きくわけて2種類にわけて解説していきます。すぐに良くなっていた肩こり、腰痛がなぜなかなか良くならなったのか?なぜ揉んでも揉んでも良くならないのか、すぐに症状が戻ってしまうのかが理解でき納得することでしょう。

肩こり腰痛に多くみられる機能的疾患と器質的疾患について

単なる肩こりや腰痛にも大きく分けて2つの状態があります。簡単にお伝えすると筋肉など表面的なレベルの問題か、靭帯、骨、細胞レベルで深部での問題かとい2つになります。その他、肩こり、腰痛には心理的な問題もありますがここでは前述の2つのご説明になります。

□機能的疾患

単なる肩こり・腰痛(機能的疾患=何らかの形で単に筋肉などの軟部組織が動き辛くなっている状態をいいます。ようするに筋肉が凝っている状態です。)

□器質的疾患

この器質的疾患とは筋肉、靭帯、骨などの組織が変形または凝っているレベルでななく破壊されている状態です。同時に機能的疾患も併発している。もしくはその前段階にいます。病名であげるとヘルニアや脊柱間狭窄症、変形性脊椎症、関節症などです。

                       
これらの多くは骨の変形が多くみられます。その作用神経や血管を圧迫してシビレや痛みがでる場合が多いです。よって回復にもそれなりの時間を要します。


先程も言いましたが、器質疾患の場合は例外なく機能的疾患も必ず併発しています。つまり肩こりなども同時に起こっています。器質疾患により、でている症状の多くは機能的疾患が引き起こしている場合が多いのです。そのため単なる肩こりや腰痛と勘違いしてしまいがちです。


理由は器質的疾患の始まりは機能的疾患だからです。もともと周りの筋肉が柔軟性をなくし硬くなって動きにくくなり、その結果一部分の骨にばかり負担がかかり時間をかけて徐々に変形・破壊していくからです。これが回復にも時間を要する理由です。


器質的疾患を改善させるには、まず機能的疾患を軽減させることから始めるのです。周りの組織が柔軟性を取り戻せば、一部分に負担がかかる事が少なくなり悪化することを阻止できます。場合によっては痛みやシビレだけでなく変形・破壊も自然治癒力で治癒してしまう事もあります。


ヘルニアや脊柱間狭窄症つまり器質的疾患があるから痛みやシビレを作るのではなく機能的疾患が作り出して事の方が多いと言うことです。

                         
器質的疾患は機能的疾患がなくなると自然治癒力で快方に向かうということです。手術をせずに良くなるのはこの理由からなのです。また器質的疾患があり、痛みシビレがない方もいます。
              

肩こり・腰痛の落とし穴まとめ

表面的な機能的疾患であれば比較的容易にご自身でも気を付けて生活しておけばある程度の回復は見込めます。一方、深部レベルでの器質的疾患ともなると、専門家が診てもある程度の期間・回数での施術が必要になるケースも少なくありません。


なるべく、日常でも生活に気を付けて症状が深刻にならないように早め早めの対応が必要になります。こちらの下に機能的疾患レベル~初期・中期レベルの器質的疾患が改善できるご自身でできるセルフケアをご用意しておりますのでご興味がある方は無料ですので参考にして下さい。